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勉強会情報:VIOS概要とEther/Diskの割当実習

投稿者:(Div2)技術G

本社技術部より、9月30日に開催された勉強会情報をアップさせて頂きます。

今回は写真を撮っております。どうぞご覧ください。
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日時:2017年9月30日 10:00-15:00
場所:本社4階
内容: VIOS概要とEther/Diskの割当実習
講師担当:T次長
受講者:11名

■内容
 
概要説明:
VIOS概要とEther/Diskの割当実習
・VIOS概要説明
・VIOS導入時方法
・自社サーバ環境を使ったVIOSの設定(実習)
– Ethernetの割当
– Diskの割当

前期購買したサーバーを使用した技術研修において、ついにVIOS研修が実施されました。
勉強会講師はT次長です。

仮想化の技術はどんどんと進み、現在はサーバーの仮想化だけでなく、I/Fなども仮想的に共有して使うようになっています。
VIOS(Virtual I/O Server)とは、処理に必要な物理アダプターを複数のサーバー論理区画から共有して使用することを可能にする技術です。

私たちが若いころは、大きなPCのようなサーバーが一つのサーバーとして機能し、I/FやHDDも専用のもので構成されていました。
機械は必ず壊れるものなので、専用の物ですと壊れた場合の交換などで、サーバー=サービスを停止する必要が出てきます。

仮想化の技術により、一つの筐体に物理的には数多くのCPUやメモリ、HDD、I/Fを積み、その筐体の中に仮想的な論理区画(サーバー)を作ります。
そのサーバーに対して、論理的に使用できるリソースを割り当て、壊れた場合は予備のリソースが使用される事により、物理的な機械や装置に依存する事がない構成が可能となります。

昨今は、ディスクの仮想化も同じようにディスク装置を複数まとめて一つの仮想的なディスクとする技術となるなど、より高度に進化をしています。

今後、ビッグデータ、AI、ブロックチェーンなどIT分野の活用がより大きな範囲で進んで参ります。
技術的にレベルが低いSI作業は、AIなどで自動化が進み淘汰されていくと思いますが、高度な技術は必ず必要になると考えています。
また、我々自身もより高度な技術を身に付け、自動化を構築していく側へと進化していく必要性も感じています。

今回の勉強会も11名が参加、大いに盛り上がり大変良い研修になりました。
各メンバーもVIOSを使用した仮想化についてシステムの具体的なイメージ、構築手法、コマンドに至るまで大いに理解を深めたと思います。

仕組みを勉強していくとITの最前線で戦う気構えが生まれてきます。
技術部では、引き続き各種勉強会の提供機会を増やし、レベルも初心者向けから、高いものまで揃えて行きたいと考えております。

次回の勉強会は、PowerHAまたはHULFTを予定しております!!

弊社の勉強会はいよいよ盛り上がっています!!