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林電子ではたらく現役メンバーによるブログ。 社内のリアルな日常をお届けします!

4月を迎えて

投稿者:ユウゴ社長

皆さま、こんにちは
社長の林です。

平素は格別のご高配を賜り厚く御礼を申し上げます。

早いもので今年ももう4月となり、弊社も8名の新入社員を迎えることができました。
4月1日には入社式も行われ、フレッシュな新人達の新たな門出を祝い、早速、社会人としての研修がスタートしています。

毎年、4月1日には、「4月を迎えて」という題名でブログを記載しています。
※昨日はとても忙しくこのブログを書いているのは既に4月2日ですが、、

通常は、弊社の昨年度の実績を記載しておりますが、昨年度の今頃のブログでは以下のような記載となっておりました。

■昨年4月のブログより抜粋
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但し、今年は、日本中がコロナウイルスと戦っている状況であり、弊社も特別体制で臨んでいます。

弊社では、コロナウイルス対策として、全社員、朝の検温、報告を義務付けており、37度以上のものは自宅待機としています。

また、マスクや体温計など各種の物入りとなっている事から、3月に「コロナ対策支援金」として、全社員に2.5万円を支給致し、以下の訓示を行いました。

各位、お疲れ様です。

社長の林です。

経理からアナウンスをして頂いた通り、
本日、コロナ対策支援金として2.5万円を支給します。

少ないですが、色々と支出が増えていると思いますので、
役に立てて頂ければと思います。

昨今、新型コロナの影響で色々と不安な面が多くあると思います。

私達が生活している環境は、残念ながら今回のように災害が起きる場合があります。
また、リーマンショックなどの人為的な金融不安などが発生する事もあります。

このような時、私たちに必要な事は、落ち着いて、今、自分にできる事をこつこつと行う事です。

生活や家族を守りながら、不要不急の外出を控え、お客様から頂いている仕事を着実にこなして行きましょう。
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昨年の今頃、コロナウイルスという未知の脅威との闘いが始まり、不安の中でのスタートとなった事を覚えています。

ただ、やるべき事はすぐに明白となり、まずは、定期的な検温、高温時の報告、出勤停止などの体制を確立し社員を守る事を始め、
また、弊社は社会ITインフラの重要な開発・保守、機械制御開発、設計を担っておりますので、お客様からのご用命頂いた仕事を満了させる事に注力を致しました。

結果的に、弊社のITインフラ部門の稼働率は100%のまま推移させて頂く事が出来ました。
機械制御開発、設計に関しては、製造業という事もありコロナの影響を受けて厳しい一年となりましたが、既に4月以降に関して大きく復調の手ごたえを感じています。

社員それぞれの安全、安心を守るために、会社として独自に「コロナ対策支援金」も2回支給致しました。
少ないながらも、マスクなどの購買したり、気分転換などに使用をして頂いたと思います。

まだまだ、油断のならない日が続いておりますが、新しい期を迎え弊社はやる気に満ち溢れています!!

4月から、ITインフラ部門では、新しいお客様の開発案件2件にご用命を頂き参画を開始しています。
制御開発部門では、大手ハウスメーカー様から大きな開発案件を頂き、鋭意開発を進めております。

さらに、Cloud化の流れに対応するために、社内検証環境を整備しています。
Cloudの検証については、AWS,IBM Cloud等ClientOSより上のレイヤーはインターネット上でも提供がありますが、Cloudサーバの基盤部分(vSphere)についての構築ができる事も非常に重要と考え、サーバー等の購買を進めています。

弊社は既に、社内に専用の研修サーバーを構築し、IHS,WAS,MQ,Db2,PowerHAの環境が構築され、社員がVPNで接続し、研修を実施しています。
MQに関しては、チャネル接続だけでなく、クラスター構成も網羅され、Db2に関しては、通常のPowerHAによる引継ぎ構成だけでなく、Qレプリケーション構成なども実施されています。

AWSなどのクラウドの資格取得も奨励していますが、クラウドの勉強をすればするほどオンプレの知識が非常に重要と考えています。
AWSはS2やAWS cloudfrontはDNS53などの公開可能なコンテンツをより遠隔地に効率よく公開する仕組みと、マネージドサーバーを利用した効率の良いインフラ投資に関して非常に魅力を感じます。

ですが、既存のオンプレシステムとの融合、ハイブリッドクラウドを効果的に構築していくことを考えると、既存のオンプレシステムを熟知し、どのようにクラウド化していくか、しないかを選別できる事が重要です。

また、クラウドそのものに関しても、大きなオンプレシステムと同様ですから、
AWS仕組みを深く理解し、課金制度も把握しながらも、その機能上の仕組みを本当の意味で理解した技術者=オンプレ技術者が非常に重要になってくると考えています。

弊社は、今年も頂いた開発案件、保守案件を全うし、新人、キャリアの教育などの教育制度の充実に邁進して参ります。

本年度も宜しくお願い致します。

【弊社施策】※以下は弊社が継続して実施をしている施策となります。

弊社が目指すところ、それは機電一体の精神をもった真のプロフェッショナル集団です。
真のプロフェッショナルな技術は、どの時代でも求められる。

真のプロフェッショナルな人材を育成する為には、弊社が継続して実施している以下の施策をより高度に昇華させる事が重要と考えております。

⓵技術向上の施策
-資格取得奨励制度の整備、奨励
-定期的な勉強会の開催
-年間目標に定義した外部研修の受講
-社員専用の技術情報蓄積サイト構築、運営
-新人教育カリキュラムの整備、教育の実施
昨年度は、Webにて勉強会を7回実施しました。
そして各社員の面談時に設定をした技術習得目標に基づき、外部技術研修を積極的に受講しました。

各個人の学ぶ意欲ややる気を伸ばす為には、会社が良いアドバイザーとして本人と相談しながら育成プランを検討し、技術習得の機会を提供、定期的に一緒になり進捗や今後の対応を考える事が非常に重要な事と考えています。
今後も積極的に推進してまいります。

⓶品質向上の施策
-ワークプレイスを含む情報セキュリティ規約の整備、定期的な社員教育の実施
-参画させて頂いたお客様からのアンケート取得、フィードバック及びブラッシュアップ
-参画を頂いている協力会社様要員の評価・改善要望を弊社LDから収集、所属会社様へフィードバック
-年間個人目標の設定と定期確認
-実績を踏まえた年度末表彰

また、社員が安心して力を発揮できる社員満足度向上がお客様満足度の向上の近道と信じ、福利厚生の充実も引き続き実施して参ります。

⓷社員満足度向上の施策
-中間コスト(経理、人事等)を圧縮し、待遇向上(給料・賞与等)を継続的に実施する。
-会社施策の検討・参加・共有の促進(幹部会、営業戦略、LD会議の定期開催、参加自由化)
-会社施策の参加手当支給(SEとしての本来の業務の他に、会社の改善、施策実施に参加した場合は別途時間精算により手当を支給)
-月次の部会、懇親会の開催(費用会社負担)
-社員旅行の実施(費用会社負担)※2年に1度
-Relo倶楽部への参加
-関東ITソフトウェア健康保険組合への加入

今年も3月に会社をよりよくして行こうと考える「会社改善検討会議」が休日に行われ、幹部、有志メンバーがWeb会議にて集まりつつ熱い議論を1日行いました。
内容は、弊社の成長戦略方針の決定、その為の体制、施策検討、社員から集めた自社問題点の確認や対応方法の検討、勉強会の充実やあらたな手当の創設などとても有益な会議でした。

会社の使命は、お客様と社員を満足に幸せにする事です。
弊社がお客様にご満足頂けるには、より高い技術、より安定した体制、よりよいセキュリティ意識を高める事が重要です。
その結果、お客様からのご信頼、ご用命を頂け収益を上げることが出来る。その結果、社員の福利厚生や待遇を改善し、技術向上の施策にも投資をする事ができる。
その為には、無駄な中間コストはできるだけ抑える必要があります。

上記の原則を踏まえつつ、社員の上下をなくし将来の為に必要な事項を話し合う場は、本当に素晴らしい会議だなぁと思っています。
休日に長時間会議をしていると負担が大きいものですが、今後はもう少し頻度を多くして実施して行きたいと考えています。

様々な取り組みを精力的に進めています。

今期も林電子にご期待ください。